ひたすら駆けづりまわる。人生の歩き方が下手くそな人間は朝から晩までふらふらになりながら歩きまわる。
まだ倒れる事は許されない。
カマシワシントンのユニバースなジャズを聴き、マイルスデイビスのビッチズブリューのアルバムを聴いてぶっ飛んで、ゼロの世界に突入し、ボアダムスのビックバンから現在までを音楽にパッケージした始まりの音に出会い、何度も心が震わせる。
書きたい事は沢山ある。思考は止まらず、この果てがない大地と限りない青空の下で、あらゆる事象が音とともに完璧な旋律を奏でる。
だが、それを書く暇もなく仕事に、生きることに忙殺される。
クタクタになって写真を撮った。
ボアダムスの音楽を聴いた。始まりの音が鳴った。
そこに身を委ねて、天の川を眺めた。
その世界に身をゆだねて、眠りにつく。