写真、自然、音楽、科学、が趣味

生活の風景

音楽、写真、日常を切り取る感じで。

101. 一日遅れのクリスマス

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不幸があったりして実家に帰っている奥さんと子供達に会ってきた。久しぶりに会う子供達は元気よく迎えてくれ、なによりもそれが嬉しい。

 

 


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昼食を懇意にしているお店でいただく。とても美味しいロールキャベツだったが、子供達が次々と膝の上に乗っかってきて、味わう暇もなく飲み込む。

そうだ、子育てしてる時というのは、味わう暇もなかったな、という事を思い出した。

 

 

 

 

 


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花巻駅の近くにあるクラフトビールの店。とても魅力的だった。

 

 


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夜が明けて、子供達はクリスマスプレゼントを開けて奇声を発した。スターウォーズLEGOは高くなる。特にボバフェットのLEGOは今は5倍の値段で取引されてるけど、数ヶ月前にオークションで定価以下で仕入れておいて良かった。

 

子供は見事に喜んでくれた。

 

 

 

 


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駅でまた子供と別れる時、寂しげな顔を見せまいとする長男を抱きしめた。迎えにくるからな、と髪の毛をまさぐると、何度も頷いてくれた。

 

 

 

 

 


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日の光が眩しいところに新幹線は滑り込み、乗って5分も経たぬうちに深く眠りこんだ。

 

帰ってきて仕事をして、少し本を読みつつ気づいたら眠りこんでいた。

 

 

iTunesでランダムで音楽をかけていた。ハッとソファから起きた時に、UAの青空という曲がかかっていた。ストーブはとっくに消え、冷えに冷えきった部屋に、UAの声はどこまでも正直で透き通っていた。

 

ストーブに手を伸ばしてスイッチを押す。UAの青空をもう一度聴きたくて、リピートをタップする。 

口ずさみながら、駆け抜けていく時間を止めて、ソファで縮こまりながら、自分を取り戻していく。

 

 

そういう曲だ。

 

 

遠い向こうの土地で神の子が生まれた日。

おそらくその子が今もいるなら、報われず死んでいった子供達の亡骸を抱きしめて泣いているのではないか。

 

 

無意味に明るい電気は消した。浮かれた世の喧騒は、窓の向こう側の風の轟音がかき消してくれた。

ストーブの灯りを見つつ、透き通った歌声を聴きながら、縮こまりながら再び眠りについた。

 

 

https://open.spotify.com/track/2niDQ9YKLmwQJJlmFFUjgW?si=diz-C4KlQbuikC3L1_RL4g

 

 

 

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