今週の日曜日、つまり24日に少し離れた場所にある公園に家族で行った。
ベンチに座って暖かい陽にあたりながら弁当を食べて、久々にゆっくりと過ごす感覚を感じた。
春だ。
そのあとに公園を散策した。
子供達は渡り板の上をとても喜んで歩いた。一足先に咲いてる水芭蕉や野生の花々に指を差しながらあれはなんだ?と聞いてきた。
風が優しく吹き、鳥が見えぬ所から鳴いていた。それがとても心地良かった。
キツツキが穴を開けた跡。ちょうどその様子を子供と見れてよかった。
春らしいうららかな日だった。なかなか集中して写真を撮る暇はなかったが、それでも充分に満足できた。歩いていると秋に訪れた時に事を思い出した。
木の葉に覆われて太陽の光はさえぎられていた。森の暗がりの中から向こうを見ると、光によって照らされてやけに美しく見えた。
シャッターを押して写真を撮った。
その事を思い出した。森の木々はまだ葉をつけておらず、冬の眠りからまださめていなかった。光が至る所に差し込み、その場所は神秘的には見えなかった。
だがそれでも満足だった。子供が早く行こうと言う。周辺で鳥が歌っていた。
その中を歩く。秋に落ちた葉を踏みしめながら、前を歩いた。