年間ベストショットをアップする前に昨日の写真を。江差方面に走り写真を撮り始めたけど雨に祟られてなかなか思うように撮影ができなかった。
不思議とこの廃屋に目が留まった。なぜだろうか。生命が完全に断たれているのに、なぜか目を離せなくなり、車を停めて写真を撮った。
そこから八雲に行ってそのまま海岸線を走った。雨は降っていなく、陽の光が眩しく静寂で時間が止まっているかのようで多幸感が溢れていた。
砂浜に座ってしばらく陽の光を眺めていた。ありきたりだが、天国という場所があるのならばこういう所なのかもしれないと思った。
波の音が心地よい。風は止まり、全てが眩しい。
カモメが5羽ほど飛んでゆく。カメラをかまえた。だが撮るのをやめた。カモメは陽の光の方へ飛んでいった。