写真、自然、音楽、科学、が趣味

生活の風景

音楽、写真、日常を切り取る感じで。

221.函館の一瞬

f:id:spiralout:20220719225508j:image

 

実家に帰っていた妻と子供を迎えに函館へ。

 

午前中は仕事して午後から行った。数少ない時間の中で、丘から船を見おろせる位置に行ったが、船がいないw。完全に間違った。

 

仕方ないから周辺を車で走りながらポイントを探す。しかし焦っていたので何か大きい写真を撮りたい心境に囚われて、あらゆるチャンスを逃す。

 

 


f:id:spiralout:20220719225516j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225444j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225521j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225500j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225512j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225448j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225528j:image

 

結局、紫陽花なんて誰も撮れるじゃないか、と可笑しくなり、港へ降りた。かなりお金がかかったイカ釣り漁船の写真を撮り、函館山を中心として写真を撮った。

そのあと海を見たくなり歩いた。

 


f:id:spiralout:20220719225524j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225436j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225412j:image

 

釣り人に慣れたカモメが俺に向かって泣き始める。

そういうカモメに慣れてる俺は2枚ほど写真を撮って海へと向かう。

 

 


f:id:spiralout:20220719225433j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225429j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225457j:image 

 

向こう側に行って写真を撮りたい衝動に駆られたが、大した写真は撮れないだろう。

 

函館山付近の方に行って写真を撮るべきだと思い車に戻る。

 


f:id:spiralout:20220719225453j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225426j:image

 

 


f:id:spiralout:20220719225416j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225441j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225503j:image 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225422j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225419j:image

 

 

 

 

f:id:spiralout:20220719225629j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225659j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225642j:image

 

車から降りて歩き始めた。観光客が戻って来ていた。少しずつ活気が戻りつつある。コロナ禍において本当に人がいなかったので、少し珍しく写真を撮った。

自然の写真ばかり撮っているので、ストリートフォトとなるとやや窮屈に感じた。

富士フイルムの35mmf2の単焦点レンズのみで撮影した。ストリートフォトはこれ以外で撮らない事にしている。家と家との間にある細い道も、コロナ禍では単なる冷たい街の隅だったが、そこにもまた温もりが帰ってきたような雰囲気があった。

 

写真を撮り始めるとテンポが出てきた。自然風景からストリートフォトの視点に切り替えるには時間がかかる。

その雰囲気が撮れるかどうか。ツタを這わせながら、一輪の赤い花が美しく咲いていた。細い道の人が頻繁に通らない場所だが、そこにも人の祈りと願いを見た気分になった。

 

函館にはそういう場所がいくつかある。

それを撮れるかどうかだ。

 

表に出ると映画監督、森田芳光の写真が貼ってあった。函館でもいくつか映画を撮っている。個人的にも好きな作品が多い。阿修羅のごとく家族ゲーム、キッチン、悲しい色やねんとか。

 

久々に見たくなった。怒られるかもしれないが遠くから見た時、ボブディランかと思った。

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225633j:image

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225718j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225638j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225647j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225656j:image

 

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225705j:image

 

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225652j:image

 

ツタがなんだか美しく見えた。あぁもう時間だと思い、歩き始めた。裏道に入ると赤いドアがあった。

ちょっと笑い写真を撮る。花を添えたドアの持ち主はどんな人だろうか、そんな事を思いつつこのドアを開けたくなった。

 

表ではなく誰も気づかないひっそりとした場所で、そこでもやはり命と、祈りと、永遠はあった。

 

このドアをくぐると一体なにがあるのだろうか。カメラをかまえて紫陽花が身体の真ん中にくるようにしてシャッターを押した。

 

函館はそういう場所だ。

 

 

家族をむかえに車を走らせた。

 

 

 


f:id:spiralout:20220719225713j:image