写真、自然、音楽、科学、が趣味

生活の風景

音楽、写真、日常を切り取る感じで。

194.砂浜にて


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朝の5時にはこだての隣町の上磯にある太平洋セメント周辺の砂浜に行ってきた。

 

朝日とこの工場を撮りたかったが、曇ってきた。低く唸る。

 

農業をやっていると朝の5時から8時半くらい、夕方は16時から19時までと、朝日と夕日がまったく撮れない時間帯に仕事が重なってしまうので、休日は朝日に走るw。

 


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朝が始まる。海に太陽の光が投影されて、滲むようにピンクの色が染まるのがとても美しく、新鮮だ。

 

 


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近くの砂浜を歩いた。貝殻が散乱していて驚いた。この周辺は今はニシンやホッケの漁が最盛期なので貝の養殖はしてないと思うのだがどういう事だろうか。砂浜を歩いているとかつて使っていた船を出す場所にカゴメが2羽いた。人が通ろうとも気にしない。写真におさめる。

 

 


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海の向こうに見えるのが函館山だ。あの山の頂上から見る夜景がとても有名なのだけど、ここから見る山もとても雰囲気がある。

 

砂浜に寄せる波がとても心地よい。

 

 

 

 

 


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函館や近くの街はとてもモノクロが似合うと思う。こういう街は多いようで実は少ない。

錆びれた所も、そうでないところも絵になる。人が多くもなく、少なくもなく、高いビルがあるわけでもなく、ないわけでもない。

 

モノクロの写真が良いと思うのは余白があるかどうかかも知れないと思っている。海の広さ、空の大きさ、そこに隙間がたくさんあるし、太平洋セメントのように不思議な建物があったりする。それがとても惹きつける。

 

歩きながら少し震えがきた。やはりまだ寒い。車に乗ってビルエヴァンスのピアノをかけた。

 

普段はあまりに繊細な音で聴かないのだが、この街の余白にとても合っている気がする。

雪が降ってきた。彼の弾くピアノの死と光の音が、その光景を謳った。

 

 

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余白の中を車が走り抜ける。