写真、自然、音楽、科学、が趣味

生活の風景

音楽、写真、日常を切り取る感じで。

216.真夜中の明かり

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夜の8時半にセットをする。地面に這いつくばって角度調整をした。

 


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出来上がった写真を見て笑った。これでは何がなんだかわからない。なかなか曇り空の日々で星の写真はなかなか撮れなかった。実際にはこの日も曇り空でそこまで星が撮れていない。

バッテリーを変えて再度撮影をする。

 

水仙の花のモノクロ写真に失敗したので、できればもう一度撮りたかったが、同じような角度から撮っても仕方がないと思った。

そういえば家に水仙の入った花瓶があったなと思い、あれこれ思案した。

 

使ってない椅子を引っ張り出して花瓶を置く。

 

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北極星の位置と花の位置を合わせて写真を撮る。

bulb設定をしてリモートレリーズのシャッターを押す。

 

気づくと犬がそばに寄ってきた。頭をなでて少し星空の下を散歩にしようと思った。犬は喜び先を歩いた。星の星座を当てながら彼らの軌道はどう動くのかを想像する。

 

その軌道は常に同じで、その真夜中の星々がどう動くか、その全体像を想像すると曲線が円を描いてるのがわかり、とても心がとても落ち着く。

明快に動く軌道ははずれる事はなく、常に一定である事が自分の心に落とし込まれて、それがクルクルと回ってとても落ち着いた気分になるのだ。

 

それは途切れる事がない。永遠に周り続ける。それが心に平穏をもたらせてくれる。

 

 


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black cofeeのyou  need meを聴きながら歩いた。

 

遠すぎず近すぎず、程よい距離感がたまらなく好きな曲だ。DJをやってる彼ならではのフロアとの理想的な距離感。

 

その曲は真夜中をより美しく魅せてくれる。程よい距離感で。心の中でメロディーと共に星々が弧を描きながら回り出した。

 

https://youtu.be/0FFDwGxQtB4